アフターピルを買える鹿児島の病院10選！妊娠阻止率・値段も徹底解説

「アフターピルを処方してもらえる鹿児島のクリニックや婦人科はどこ？」

「日曜日や夜間でもアフターピルを処方してくれるクリニックはある？」

このように、鹿児島でアフターピルを処方してもらえる病院を探して焦っていませんか？

鹿児島には、アフターピルを処方してもらえるクリニックが多数あり、なかには夜間や日曜日に対応しているクリニックもあります。

今回紹介するのは、厚生労働省のウェブサイトの「緊急避妊にかかる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧」に掲載されているクリニックです。

その中から、公式サイトに医師の情報が記載されていることなどを基準に厳選しました。

アフターピルの服用を考えている人のなかに、避妊可能時間内にピルを飲めば妊娠を防げると思っている人はいませんか？

実は、アフターピルは服用までの時間が長くなるほど妊娠阻止率が落ち、性行為から時間が経つと、アフターピルを飲んでも妊娠する可能性があります。

【アフターピルの一種であるレボノルゲストレル錠を使用する場合の妊娠阻止率】

• 24時間以内の服用で95%
• 25～48時間以内の服用で85%
• 49～72時間以内の服用で58%
  
  （参考：日本参加婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」）

上記の通り、性行為から時間が経つと妊娠阻止率が下がります。

そのため、性行為から2～3日経っている方は当日中にピルを処方してもらえるクリニックを探し、すぐに診察の予約をするべきです。

そこで、この記事では以下について解説していきます。

【この記事を読んで分かること】

• 鹿児島でアフターピルを処方してもらえるクリニック
• アフターピルを処方してもらう前にチェックすべきポイント
• アフターピルのオンライン診療について
• 鹿児島でアフターピルを処方してもらう際の注意点

この記事を最後まで読めば、すぐにアフターピルを手に入れたい方が通える範囲にあるクリニックや婦人科を見つけられます。

クリニック	特徴
ソクピル	16時までで当日発送／「エラ」取り扱い 詳しく見る
エニピル	15時までは当日発送／「エラ」取り扱い 詳しく見る
クリニックフォア	16時までで当日発送／「エラ」取り扱い 詳しく見る

鹿児島でアフターピルを処方してもらえるクリニック・婦人科10選

ここからは、鹿児島でアフターピルを扱うおすすめのクリニックや婦人科を紹介します。

クリニック	説明	公式サイト
のぼり病院（鹿児島市）	土曜日午前も診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
柿木病院（鹿児島市）	土曜日午後も診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
さとみクリニック（鹿児島市）	日曜日午前も診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
うのきクリニック（鹿児島市）	土曜日も17時まで診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
フィオーレ第一病院（姶良市）	土曜日は15時まで診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
医療法人義貫会 中島病院（曽於市）	土曜日も午前午後ともに診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
くすもと産婦人科（日置市）	土曜日午前も診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
種子島産婦人科医院（西之表市）	平日のみ診療 ＞詳細を確認する	公式サイト
医療法人徳洲会 屋久島徳洲会病院（屋久島町）	土曜日午前も11時30分まで受け付け ＞詳細を確認する	公式サイト
医療法人徳洲会 名瀬徳洲会病院（奄美）	平日は19時まで診療 ＞詳細を確認する	公式サイト

※監修者はクリニック選定には関わっていません。

病院ごとに扱うアフターピルの種類や値段は異なります。

そのため、希望するピルがある人、事前に値段を知りたい人は来院前に電話で確認しましょう。

また、アフターピルの処方は緊急性が高いといえるので、優先的に診察してもらえる場合もあります。

インターネット予約を推奨しているクリニックに行く際も、アフターピルの処方をしてもらえるか・すぐに診察してもらえるか、などを電話で確認しましょう。

アフターピルの薬局販売について

ピルを購入したい人の中には、「マツキヨのような近所の薬局でアフターピルは買えないの？」と疑問に思う人もいるでしょう。

結論、アフターピルは一般的な薬のように近所の薬局で購入することはできません。

なお、鹿児島では、試験的に一部の薬局のみでアフターピルを購入できます。

購入できる薬局は、鹿児島市にある以下の2店舗のみです。

• 鹿児島県薬剤師会薬局（住所：鹿児島市桜ケ丘8-20-7電話番号：099-275-1112）
• 鹿児島市薬剤師会夜間救急薬局 （住所：鹿児島市鴨池2-22-18電話番号：099-206-2811）
  
  詳しい内容は公益社団法人日本薬剤師会の「緊急避妊薬 一部薬局で試験販売」のページをご覧ください。

アフターピルを購入できる薬局が近くにある場合は、薬局での購入もおすすめです。

しかし、アンケートへの回答や研究への参加に同意できる人のみが対象であるほか、未成年は親の同意も必要という点にご注意ください。

このような条件に同意できない場合は、通える範囲にあるクリニックや婦人科を探しましょう。

鹿児島でアフターピルを処方してもらう前のチェックポイント！ピルの仕組みや種類ごとの特徴とは

この章では、アフターピルを処方してもらう前にチェックすべき2つのポイントを紹介します。

【アフターピルを処方してもらう前にチェックすべき2つのポイント】

• アフターピルを飲んでも妊娠する可能性はある
• アフターピルには種類がありそれぞれ避妊可能時間や妊娠阻止率が違う

1つ目は、アフターピルを飲んでも妊娠する可能性はあることです。

アフターピルを飲めば100%避妊できると勘違いして、避妊せずに性行為をするのはやめましょう。

以下に、アフターピルで避妊できる理由をまとめました。

【アフターピルで避妊できる仕組み】

• 排卵を抑制するから
• 受精卵の子宮への着床を阻害するから

一般的には排卵によって放出された卵子が精子と出会い受精卵となり、受精卵が子宮に着床すると妊娠します。

アフターピルは通常の妊娠の流れを阻害することによって、避妊できる仕組みです。

しかし、アフターピルを服用しても排卵を抑制できなかったり、すでに受精卵が子宮へ着床していたりする場合は、ピルを飲んでも妊娠する可能性があります。

また、アフターピルは1種類ではありません。

鹿児島の医院で主に処方されるのは以下の2種類のピルであり、それぞれ避妊可能時間や妊娠阻止率・相場料金が異なります。

ピルの種類	避妊可能時間	妊娠阻止率	相場料金
ノルレボ レボノルゲストレル※	72時間（約3日）	約85%	8,800円～14,000円
エラ※1	120時間（約5日）	約98%	14,000円程度

同じ薬でも飲むまでの時間や排卵日付近かどうかによって、妊娠阻止率が変わる可能性があります。

服用が早いほど避妊が期待できるため、なるべく早くアフターピルを服用しましょう。

ここでは、2種類のピルについて詳しく解説します。

• ノルレボ（レボノルゲストレル）：避妊可能時間 約3日
• エラ：避妊可能時間 約5日

ノルレボ（レボノルゲストレル）｜避妊可能時間約3日

ノルレボは、避妊可能時間が約3日のアフターピルです。

レボノルゲストレルはノルレボのジェネリックであるため、有効成分は同じです。

ピルの名前	ノルレボ錠
避妊可能な時間	72時間（約3日）
妊娠阻止率	約85%
値段	8,800円～14,000円
注意点	BMIが130以上の人には向かない
製造販売元	あすか製薬株式会社

ノルレボは、価格が抑えられている・副作用が出にくいというメリットがあります。

反対に、BMIが30以上の人には向かない点・エラより妊娠阻止率が低い点はデメリットでしょう。

しかし、性行為から24時間以内にピルを服用すれば妊娠阻止率はもっと上がるといわれています。

そのため、妊娠阻止率が低いというわけではありません。

エラ｜避妊可能時間約5日

エラは、避妊可能時間が約5日のアフターピルです。

ピルの名前	エラ
避妊可能な時間	120時間（約5日）
妊娠阻止率	約98%
値段	14,000円程度
注意点	国でまだ認可されてない
製造販売元	HRA Pharma

エラのメリットは、避妊可能時間が約120時間と長いところでしょう。

性行為から2～3日経ってしまった場合でも、エラの服用で妊娠を防げる場合があります。

デメリットは国ではまだ認可されていない薬である点です。

しかし、エラの処方は欧米では主流となっています。

日本のクリニックでも処方してもらえるアフターピルであるため、医師の説明を受けてきちんと服用すれば問題ありません。

病院に出向くことに抵抗がある場合はオンライン診療がおすすめ！

病院に出向くことに抵抗があるならオンラインでのピル診療もおすすめです。

【オンライン診療とは】

直接クリニックに行かず、スマートフォンやパソコンで予約から診察・薬の処方までしてもらえる方法です。
オンライン診療を利用すれば、自宅にいながら医師に診察してもらい、アフターピルを処方してもらえます。

実は、鹿児島でもオンライン診療でアフターピルを処方してもらえます。

メリットが多いですがデメリットもあるので、両方を理解したうえで魅力を感じるならぜひ診察を受けてみてください。

ここでは、オンライン診療のメリットとデメリット、向いている人と向いていない人を紹介します。

• オンライン診療のメリット・デメリットの比較
• オンライン診療がおすすめな人・おすすめではない人

それぞれ解説していきます。

オンライン診療のメリットとデメリット

まずは、オンライン診療のメリットとデメリットです。

オンライン診療のメリット	オンライン診療のデメリット
曜日、時間を気にせずピルを処方してもらえる 家族にバレづらく自宅で薬を受け取れる 通常のクリニックよりも費用が抑えられる場合がある	ピルの到着までに時間がかかる場合がある 送料がかかる 医師が患者の健康状態を直接確認できない

オンライン診療のメリットは、いつでも好きな時間に医師の診察を受けてピルを処方してもらえることや、家族にバレづらく自宅でピルを受け取れるところです。

オンライン診療サービスによって差はありますが、24時間診察を受けられるサービスもあります。

日曜日や深夜など、通常のクリニックの診療時間外にも対応してもらえるため、すぐにでもピルを処方してもらいたい時に便利です。

また、オンライン診療でピルを処方してもらう場合は、中身がピルであると分からないように梱包してもらえます。

一方、デメリットもあります。

オンライン診療の大きなデメリットは、ピル到着までに時間がかかることです。

都内で注文する場合は最短翌日に届くと記載があるサービスは、鹿児島県や鹿児島の離島だと通常よりも配送に時間がかかる場合があります。

交通トラブルや悪天候が原因で配送が遅れると、ピルを飲むまでの時間も長くなるので妊娠阻止率が落ちる可能性がある点には注意しましょう。

オンライン診療が向いている人・向いていない人

オンライン診療が向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。

以下の表に特徴をまとめました。

オンライン診療が向いている人	オンライン診療が向いていない人
性行為から24時間以内 近くに病院がない 対面の診察に抵抗がある	性行為から2～3日経っている 当日または次の日には必ずピルを服用したい オンラインでの薬の処方に抵抗がある

オンライン診療が向いているのは、性行為から24時間以内の人です。

性行為から時間が経っていない場合、ピルが配送されるまでの時間を考慮しても妊娠を防げる可能性が高くなります。

また、自宅で診察してもらえるので近くに病院がない人にも向いています。

一方、性行為から2～3日経っている人やすぐにでもピルを服用したい人には、オンライン診療は向いていません。

ピルの配達を待つ間に避妊可能時間が過ぎると、妊娠する可能性が高まります。

そのため、性行為から時間が経っているならオンライン診療ではなくクリニックを受診しましょう。

メリットに魅力を感じ、「向いている人」に当てはまるならぜひオンライン診療を利用してみてください。

おすすめのオンライン診療サービス6選

おすすめのアフターピルのオンライン診療サービスをご紹介します。

クリニック	説明	公式サイト
ソクピル	16時までは当日発送／「エラ」取り扱い ＞詳細を確認する	公式サイト
エニピル	15時までは当日発送／「エラ」取り扱い ＞詳細を確認する	公式サイト
クリニックフォア	16時までは当日発送／「エラ」取り扱い ＞詳細を確認する	公式サイト
エミシアクリニック	17時までは当日発送／「エラ」取り扱い ＞詳細を確認する	公式サイト
メデリピル	最短当日発送 ＞詳細を確認する	公式サイト
マイピル	最短当日発送／「エラ」取り扱い ＞詳細を確認する	公式サイト

鹿児島でアフターピルを処方してもらう際の注意点3つ

鹿児島でアフターピルを処方してもらうには、クリニックに行くかオンライン診療の2つの方法があると分かったでしょう。

最後に、アフターピルを処方してもらう際の注意点を3つ紹介します。

【鹿児島でアフターピルを処方してもらう際の注意点】

• どの婦人科でもアフターピルを処方してもらえるとは限らない
• アフターピルによる副作用が出る場合がある
• 大きな病院は紹介状が必要・予約必須な場合が多い

どの婦人科でもアフターピルを処方してもらえるとは限らない

どの婦人科でもアフターピルをもらえるとは限りません。

医師にピルは必要ないと判断される・病院にピルの在庫がない・もともとアフターピルを扱っていない、などのケースに当てはまる場合があります。

本記事で紹介したクリニックや婦人科ではアフターピルを処方してもらえますが、掲載されていない病院に行く場合も必ずアフターピルを処方してもらえるかどうか確認しましょう。

また、診察を受けずにピルを購入したり、代理でピルを購入してもらうこともできません。

ピルを服用する本人が診察してもらう必要があることも忘れないでください。

アフターピルによる副作用が出る場合がある

アフターピルを服用すると、以下のような副作用が出る場合があります。

【アフターピルによって起こる可能性のある副作用の例】

• 吐き気
• 不正出血
• 生理周期の乱れ
• めまい
• 乳房痛
• 下腹部痛
• 頭痛
• だるさ
• 眠気

副作用が出るのは、ピルが体内でホルモンを急激に変化させるためです。

また、ピルの種類によっても副作用の出やすさや症状は異なります。

アフターピルのなかでも、ノルレボ（レボノルゲストレル）は比較的副作用が出にくいといわれています。

副作用が気になる方にはノルレボ（レボノルゲストレル）がおすすめです。

大きな病院は紹介状が必要・予約必須な場合が多い

鹿児島には総合病院のような規模の大きな病院が多数あります。

大きな病院のなかには、初診の患者を受け付けておらず紹介状が必要な場合もあるため注意しましょう。

また、予約していないと当日受診できない場合もあります。

大きな病院に行く場合は、アフターピルを処方してもらいたいこと・紹介状はないことを事前に伝えて、そのうえで来院してもよいか聞いてみましょう。

まとめ

この記事では、鹿児島でアフターピルを扱うクリニックや婦人科を紹介しました。

種子島や屋久島にもアフターピルを扱う病院はあります。

これらのクリニックは「緊急避妊にかかる対面診療が可能な産婦人科」として厚生労働省のサイトに記載されているため、通える範囲にある場合はぜひ受診してみてください。

鹿児島で処方される主なアフターピルは、以下の2種類です。

【アフターピルの種類】

• ノルレボ：避妊可能時間約3日
• エラ：避妊可能時間約5日

アフターピルは種類によって避妊可能時間が異なる薬です。

どちらも、避妊可能時間に関わらず少しでも早く服用することで妊娠阻止率が高くなります。

病院の診察に抵抗があるならオンライン診療サービスがおすすめですが、なるべく早くピルが手に入る方法を選択してください。

時間や曜日関係なく診察を受けたいなら、オンライン診療サービスがおすすめです。

オンライン診療サービスなら、インターネット上で診察からピルの処方までしてもらえます。

土曜日や日曜日、23時以降なども診察可能なので、忙しくて病院に行く時間がない方にもおすすめです。

早くアフターピルを手に入れて、あなたの不安が消えることを願っています。