豊胸手術がおすすめのクリニック13選！方法や種類、後悔しない選び方

豊胸手術で後悔しないために、知っておきたい豊胸手術の方法や種類をご紹介します。

豊胸手術には主に「脂肪注入豊胸」「ヒアルロン酸注入豊胸」「シリコンバッグ挿入豊胸」の3種類です。

それぞれおすすめの人が異なりますので、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

クリニック	特徴
ザクリニック	脂肪注入豊胸がおすすめ 詳しく見る
共立美容外科	バッグ式やヒアルロン注入 詳しく見る
モッズクリニック	脂肪吸引・注入専門クリニック 詳しく見る

豊胸のおすすめクリニック13選｜口コミも紹介

豊胸のおすすめクリニック13選をご紹介します。

クリニックによって施術方法が異なるため、自分の希望に適した施術を行っているクリニックを選びましょう。

クリニック	説明	公式サイト
ザクリニック	脂肪注入豊胸がおすすめ >詳細を確認する	公式サイト
共立美容外科	バッグ式やヒアルロン注入 >詳細を確認する	公式サイト
モッズクリニック	脂肪吸引・注入専門クリニック ＞詳細を確認する	公式サイト
東京美容外科	細やかな要望に対応 >詳細を確認する	公式サイト
湘南美容クリニック	自然な仕上がりの施術にも対応 >詳細を確認する	公式サイト
TAクリニック	プライバシーに配慮した院内設計 >詳細を確認する	公式サイト
TCB東京中央美容外科	女性医師にも相談できる >詳細を確認する	公式サイト
聖心美容クリニック	なりたいバストに合わせた施術法 ＞詳細を確認する	公式サイト
ガーデンクリニック	アフターケアシステムがある >詳細を確認する	公式サイト
ナグモクリニック	バスト医療が得意なクリニック >詳細を確認する	公式サイト
ジョウクリニック	美容大国からの来院者も多い >詳細を確認する	公式サイト
大塚美容形成外科	歴史と実績のあるクリニック >詳細を確認する	公式サイト
城本クリニック	費用を抑えた豊胸が可能 >詳細を確認する	公式サイト

実際にカウンセリングや、施術を受けた人の口コミを紹介していますので参考にして下さい。

ザクリニックはコンデンスリッチ豊胸を中心とした脂肪注入豊胸を専門的に行っています。

脂肪にこだわる理由は、不自然さを払拭した本当の「美」を追求したいという思いからです。

脂肪注入豊胸のメニューだけでも多数あります。

ダウンタイムが比較的長い、痩せている人は脂肪の吸引が難しい場合もある脂肪注入豊胸ですが、エクソソーム豊胸は「ダウンタイムが怖い人」「痩せ型の人」にもおすすめです。

ほかにもシリコンバッグ豊胸・ヒアルロン酸豊胸とさまざまな要望に応じられるように豊胸手術のラインナップが揃っています。

カウンセリングは必ず医師が担当してくれるため、どの施術が自分に適しているのか迷う人もしっかり相談できます。

豊胸手術の種類｜おすすめの人、クリニックも紹介

豊胸手術の種類と料金の相場、おすすめの人についてまとめています。

ほかの施術との違いや、おすすめするクリニックの特徴をご紹介します。

脂肪注入による豊胸

脂肪注入による豊胸は、自分の体のほかの部位から脂肪細胞を採取してバストに注入する方法です。
値段相場は、50万円～150万円と幅があり、クリニックによっては脂肪吸引代と脂肪注入代が別々に設定されています。

ほかの術式と異なり、自分自身の脂肪を使用する施術で自然な仕上がりで長期的なバストアップの効果が期待できます。

注入する脂肪はお腹や太ももなどサイズダウンしたい部位から摂取するため、痩身効果とバストアップが同時にかなうのも大きな魅力です。

バストアップの目安は1〜2カップ程度

脂肪吸引を同時に行うためダウンタイムが長いというデメリットはありますが、一度の治療でメリハリのある理想の体型に大きく近づくことができます。

＞脂肪注入による豊胸のデメリットの詳細はこちら

脂肪注入豊胸がおすすめのクリニックは以下の通りです。

クリニック	説明	公式サイト
ザクリニック	脂肪注入豊胸がおすすめ >詳細を確認する	公式サイト
モッズクリニック	脂肪吸引・注入専門クリニック ＞詳細を確認する	公式サイト
湘南美容クリニック	自然な仕上がりの施術にも対応 >詳細を確認する	公式サイト
ガーデンクリニック	アフターケアシステムがある >詳細を確認する	公式サイト

ダウンタイム

脂肪注入による豊胸には、「脂肪吸引に伴うダウンタイム」と「脂肪注入に伴うダウンタイム」があります。

【脂肪吸引に伴うダウンタイム】
・術後3日～7日はきつめの筋肉痛のような痛み
・術後の1週間頃に浮腫みやアザのピーク
・3ヵ月〜6ヵ月で気にならなくなる
【脂肪注入に伴うダウンタイム】
・術後の約2週間は痛み・腫れ・アザの症状
・1ヵ月ほどで普通の生活を送ることが可能

トータルすると、長くて約半年間はダウンタイムが続くので、術後の休養を取りにくいという人にはおすすめしません。

また、喫煙やダイエットは脂肪定着の妨げになるため、3ヵ月間は控えることを推奨します。

ヒアルロン酸注入による豊胸

ヒアルロン酸注入よる豊胸は、ヒアルロン酸を注射でバストに注入する豊胸術です。
値段相場は、70万円~80万円ほどです。

1カップのバストアップに相当するヒアルロン酸はおよそ100㏄のため、両胸では200㏄です。
1cc 3,000円のヒアルロン酸は200㏄で60万円になり、そこに手術に必要な麻酔や検査代が上乗せされます。

デザイン性が高く理想のバストに近づけられ、ダウンタイムはほぼありません。

相談日の当日に施術できるクリニックもあり、パーティーや結婚式などで一時的にバストアップしてドレスを着用したい人にも利用されている施術です。

バストアップの持続期間は半年～2年ほどと短く、注入されたヒアルロン酸は分解され、時間経過と共に徐々に小さくなっていきます。

>ヒアルロン酸注入による豊胸のデメリットの詳細はこちら

ヒアルロン酸注入豊胸がおすすめのクリニックは以下の通りです。

クリニック	説明	公式サイト
TCB東京中央美容外科	女性医師にも相談できる >詳細を確認する	公式サイト
城本クリニック	費用を抑えた豊胸が可能 >詳細を確認する	公式サイト

ダウンタイム

ヒアルロン酸注入よる豊胸はダウンタイムは少ないです。

注射のみで行いますのでダウンタイムはほぼなく、傷跡も残りにくいのがメリットです。

術後はハレ・内出血・炎症・むくみ等のダウンタイムが2週間ほど出る場合もありますが、皮膚の切開は不要で、日常生活にも支障がでにくい負担を抑えた施術といえます。

シリコンなどのバッグ挿入による豊胸

シリコンなどのバッグ挿入による豊胸は、わき下などを切開しバッグをバストの土台である大胸筋の近くに挿入し、バストを押し上げてボリュームアップをする方法です。

バッグ挿入豊胸の値段相場は、50万円～100万円ほどです。

値段の違いはシリコンバッグの種類や形の違いによるものであり、サイズによって値段が変わるということはほとんどありません。

ほかの術式と異なり、入れたバッグの大きさ分だけサイズアップするため大幅なバストアップも可能です。

挿入するバッグの選択により豊富なサイズ感・デザインから選択できるメリットがあります。

２カップ以上のサイズアップが可能で、長期間のバストアップを保つことができる

ただ、バッグ挿入の際は切開と縫合をするため、手術後に通院して抜糸をする必要があります。

またバッグは時間と共に経年劣化するため、状態をチェックしたり、抜去手術を受けたりとフォローが必要です。

>シリコンバック挿入豊胸のデメリットの詳細はこちら

シリコンなどのバッグ挿入豊胸がおすすめのクリニックは以下の通りです。

クリニック	説明	公式サイト
共立美容外科	バッグ式やヒアルロン注入 >詳細を確認する	公式サイト
東京美容外科	細やかな要望に対応 >詳細を確認する	公式サイト
TAクリニック	プライバシーに配慮した院内設計 >詳細を確認する	公式サイト
ナグモクリニック	バスト医療が得意なクリニック >詳細を確認する	公式サイト

ダウンタイム

シリコンなどのバッグ挿入による豊胸手術のダウンタイムは、個人差もありますが1ヵ月以上は見積ましょう。

副作用として疼痛、腫れ、内出血なども想定されます。

また、術後数日間はバストバンドを着用して圧迫する事でバスト内部の組織を癒着させる必要もあります。

バッグ挿入による豊胸手術の後には定期的に通院検診が必要です。

手術は遠方のクリニックで受ける場合もありますが、その後は近隣のクリニックで抜糸や検診が受けられることもありますのでアフターフォローについても確認しましょう。

豊胸手術のメリット・デメリット｜種類別に解説

豊胸手術の施術別のメリットは以下の通りです。

メリット
脂肪注入豊胸	自然な感触と見た目 身体のほかの部位をスリムにできる アレルギーや拒絶反応の可能性が低い 切開が小さい 回復期間が比較的短い 合併症になる可能性が低い 修正が比較的容易にできる
ヒアルロン酸注入豊胸	回復期間が短め 傷跡が小さめ 即時の結果が得られる 調整が比較的容易にできる
シリコンバック挿入豊胸	永続的な結果が得られる 形状とサイズの選択肢が広い 大胆なバストアップが可能

それぞれの手術には特長があり向いている人も異なります。

「ご自身に一番合っているのはどんな方法なのか？」
デメリットについてはそれぞれ詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

デメリット
脂肪注入豊胸	限定された増量になる 脂肪の生着率の不確実性 複数回の手術が必要になる可能性 採取可能な脂肪の量に限りがある 手術後の回復期間が長い 費用が高め
ヒアルロン酸注入豊胸	持続的な効果を望めない可能性がある 長期的に見ると費用が高め 不自然な感触 限定された増量になる 乳房の形が不均一になるリスクがある アレルギー反応が出る可能性がある
シリコンバック挿入豊胸	カプセル拘縮になる可能性がある インプラントの破損や漏れの可能性がある 感触・動き・形が不自然になる可能性がある 手術痕が目立つ可能性がある 再手術の可能性がある

各デメリットの対処法もご紹介しますので、気になるものをぜひご覧ください。

脂肪注入豊胸のデメリット

次は、脂肪注入豊胸のデメリットを詳しく見ていきましょう。

• 限定された増量になる
• 脂肪の生着率の不確実性
• 複数回の手術が必要になる可能性
• 採取可能な脂肪の量に限りがある
• 手術後の回復期間が長い
• 費用が高め

脂肪豊胸はたくさんのメリットもありますが、脂肪吸引で過去に国内で死亡事故が発生した事例があります。

死亡事故の可能性として、以下のリスクが考えられています。

• 臓器損傷
• 麻酔中毒

脂肪吸引に使われるカニューレと呼ばれる細い器具により、高齢や腹壁にヘルニアがある際に稀に臓器が損傷してしまうケースです。

麻酔中毒については、脂肪吸引時の麻酔は脂肪と一緒に吸引されるため、中毒を起こす可能性はかなり低いと見られています。

よりリスクを減らすため臓器に近い位置の脂肪吸引（胸・腰・お腹など）については、安全性の観点から脂肪吸引を施術しないクリニックもあります。

脂肪注入豊胸のデメリットと合わせて、対処法もご紹介しています。

限定された増量になる

脂肪注入豊胸は存在する血管の範囲などは限られていることから、一度に多量の脂肪細胞を注入すると定着できないリスクが高まります。

定着できない脂肪細胞はしこりとなって残る可能性もあります。

個人差もありますが一度の手術でサイズアップできる量は大体2カップ程度です。

脂肪の生着率の不確実性

注入した脂肪が定着することが望ましいですが、一度に多量の脂肪細胞を注入すると定着できないリスクが高まります。

脂肪の生着率は不可実性と言われますが、より高い生着率でバストアップするように脂肪注入豊胸のラインナップを多数用意しているクリニックが多いです。

複数回の手術が必要になる可能性

脂肪の注入量に限度があり、複数回の手術が必要になる可能性があります。

皮の伸び具合含めた個人差があり、多くの脂肪を注入しすぎると細胞に酸素が行き渡らず定着に至らないケースもあるからです。

一度目の脂肪注入で余った脂肪を冷凍保存することで、改めて脂肪を採取する必要のない身体への負担を配慮した施術もできます。

採取可能な脂肪の量に限りがある

自分自身の脂肪を使用する施術のため、採取可能な脂肪の量に限りがあります。

皮下脂肪を採取できなければ、バストに注入することができません。

BMIの数値が痩せ型の人も施術を受けている症例もありますので、脂肪豊胸の専門性の高いクリニックで相談するのもよいでしょう。

手術後の回復期間が長い

脂肪注入豊胸は、「脂肪吸引・脂肪注入」に伴うダウンタイムがあり手術後の回復期間が長いです。

施術ごとのダウンタイム期間（目安）

脂肪注入豊胸	3ヵ月〜6ヵ月
ヒアルロン酸注入豊胸	2週間
バッグ挿入豊胸	1ヵ月以上

上記のように他の施術に比べると長めのダウンタイム期間を要するため、術後に休養期間をあまり長期で設けることができないという人にはおすすめできません。

ですが、豊胸手術の持続期間に注目すると他の施術よりもメリットがあります。

施術ごとの持続期間（目安）

脂肪注入豊胸	半永久的
ヒアルロン酸注入豊胸	半年〜3年程度
バッグ挿入豊胸	10年程度

脂肪注入豊胸は脂肪が定着すれば、半永久的に続く施術でもあるので術後の定期的な検査やメンテナンスをしたくないという人には向いています。

シリコンバッグ豊胸などは定期的なメンテナンスを要しますが、脂肪注入豊胸はその必要もないため心理的なストレスが少ないです。

費用が高め

脂肪注入豊胸は、ほかの豊胸術と比較すると、脂肪注入豊胸の費用の相場は高めです。

脂肪注入豊胸	50万円～150万円ほど
ヒアルロン酸注入豊胸	70万円~80万円ほど
バッグ挿入豊胸	50万円～100万円ほど

しかし、ヒアルロン酸豊胸は長くても数年でバストが徐々に小さくなってしまうこと。

シリコンバッグ豊胸は一定期間効果が持続しますが、バッグの寿命に伴う抜去で効果がなくなり、それまではメンテナンスが必要なこと。

これらを考慮すると、脂肪注入豊胸は長期的にバストアップしつつ身体のほかの部位をスリムにできることから、長期間費用対効果が優れている豊胸術でもあります。

ヒアルロン酸注入豊胸のデメリット

次は、ヒアルロン酸注入豊胸のデメリットを詳しく見ていきます。

ダウンタイムも軽く、始めやすいヒアルロン酸注入豊胸ですがデメリットもあります。

• 持続的な効果を望めない可能性がある
• 長期的に見ると費用が高め
• 不自然な感触
• 限定された増量になる
• 乳房の形が不均一になるリスクがある
• アレルギー反応が出る可能性がある

施術を受ける際の注意点として参考にして下さい。

持続的な効果を望めない可能性がある

注入されたヒアルロン酸は徐々に分解され、時間経過と共にバストも徐々に小さくなっていきます。

そのため持続的な効果を望めない可能性があります。

一般的なヒアルロン酸注入豊胸によるバストアップの持続期間は半年～2年ほどです。

近年は特殊技術で吸収されにくく、2、3年以上長持ちするクリニックもでてきています。

長期的に見ると費用が高め

ヒアルロン酸注入豊胸は数年でバストが徐々に小さくなってしまうため、長期的に見ると費用が高めです。

シリコンバッグ豊胸の持続期間は約10年ですが、抜去やメンテナンスに時間も要します。

また、脂肪注入豊胸はバストアップが長期的に持続しますが、施術が大掛かりで脂肪吸引・脂肪注入とダウンタイムの時間も長めです。

以上のことより、ダウンタイムを軽くしたい、一時的に形やデザインを調整したい人にはヒアルロン酸注入豊胸は始めやすい施術です。

不自然な感触

不自然な感触として、思っていたより硬いと感じる人がいます。

硬くなる要因として「注入する場所」と「ヒアルロン酸粒子の大きさ」があげられますので、それぞれみていきましょう。

ヒアルロン酸を注入する場所が、表面に近い皮下だとヒアルロン酸の硬さが強調されてしまいますが、乳腺の下に注入することでより自然な触感になるように仕上がります。

ヒアルロン酸の粒子は大きいと触り心地が硬めになりますが、ヒアルロン酸の粒子が小さいと柔らかな自然な感触に仕上がり、高密度で造形力もありデザインがしやすくなります。

クリニックによってはヒアルロン酸に種類が複数あるので、値段や量と合わせて粒子のサイズも選ぶときの参考にするとよいでしょう。

限定された増量になる

一度の施術で注入できる量は片胸あたり150〜200cc程度、サイズでは1.5カップ程度です。

それ以上の量は、しこりのできるリスクが高くなってしまいます。

ヒアルロン酸豊胸は自由にデザインを選べることが魅力ですが、サイズアップには限度があります。

一方で好みの部位にふくらみを持たせることができますので、全体的なバストアップはもちろん、谷間・外側・上部のバストアップができ理想の形のバストに近づくことが可能です。

乳房の形が不均一になるリスクがある

デザイン性の高いと言われるヒアルロン酸注入ですが「ヒアルロン酸がまとまってかたまりで注入されてしまった」など形成が思っていた通りにいかないこともあります。

乳房の形が不均一でも、術後であれば腫れが原因のケースもあります。

ヒアルロン酸豊胸によってできたしこりには「溶解注射」「切開手術」による除去対応もありますので、しこりの状態に合った対処法をクリニックに相談しましょう。

アレルギー反応が出る可能性がある

ヒアルロン酸製剤に含まれている添加物によってアレルギー反応が出る可能性があります。

アレルギーの症状としては、ヒアルロン酸を注入した部位が赤くなって腫れる、痒みがでる、痛みがあるなどです。

処置としては、注入したヒアルロン酸を分解注射で溶かすこと、抗アレルギー剤の内服や点滴を受けることがあります。

違和感があった際には、施術をうけたクリニックや病院に問い合わせて対応を仰ぎましょう。

シリコンバック挿入豊胸のデメリット

シリコンバッグ挿入豊胸のデメリットを詳しく見ていきます。

体型を気にせず受けられる、シリコンバック挿入豊胸ですが以下のようなデメリットもあります。

• カプセル拘縮になる可能性がある
• インプラントの破損や漏れの可能性がある
• 感触・動き・形が不自然になる可能性がある
• 手術痕が目立つ可能性がある
• 再手術の可能性がある

施術を受ける際の注意点として参考にして下さい。

カプセル拘縮になる可能性がある

豊胸バッグ挿入の施術後に生じる代表的な合併症である、カプセル拘縮になる可能性は2％程度の確率と言われます。

身体が豊胸バッグを異物とみなし、異物反応としてバッグの周りに線維でできた被膜を形成します。

この異物反応に問題はないのですが、カプセル拘縮はその「被膜が分厚く固くなった結果、豊胸バッグを圧迫してしまう状態」のことです。

豊胸バッグの柔らかさが失われてしまい、形もいびつな状態で固まってしまう事があります。

カプセル拘縮の原因は体質による個人差が大きいと見られていますが、細菌感染・術後の出血・ケロイド体質の人も要因となる可能性があります。

インプラントの破損や漏れの可能性がある

強い衝撃を受けた際などには、豊胸バッグ（インプラント）の破損や漏れの可能性があります。

豊胸バッグの素材や品質はクリニックによって異なりますが、漏れないように複数枚で丈夫な構造になっていたり、衝撃に強く改良されたり、破れても中身が漏れない豊胸バッグなど安全面に配慮して製造されているインプラントも多数あります。

感触・動き・形が不自然になる可能性がある

豊胸バッグの挿入により、動いても揺れない、横になったときに脇の方へ流れないなど形が不自然になる可能性があります。

シリコン豊胸と脂肪注入豊胸を組み合わせたハイブリッド豊胸と呼ばれる方法で、手触りの違和感を軽減させ自然な仕上がりにすることが可能です。

また、バストの浅い層にシリコンバッグを挿入した場合には、触れたときに人工物特有の違和感を感じることがあります。

豊胸バッグを入れる位置は乳腺下・大胸筋下・大胸筋膜下とあります。

自然な仕上がりとなるように、体型に適した位置をカウンセリング時に相談するのがよいでしょう。

手術痕が目立つ可能性がある

基本的な豊胸バッグの挿入位置は「脇の下」が多いですが、場合によって「アンダーバスト」などを切開する方法あります。

脇の下を切開する場合は、手術の際に見えにくい位置なので、高度な技術が必要ですが切開の傷跡は目立ちにくいです。

アンダーバスト切開による豊胸手術は、手術の可視性が高く、より正確にバッグを挿入することが可能です。
これは、特に大きな豊胸バッグを入れたい人、既存のバッグの入れ替えを検討している人、または胸が下垂している人などに適しています。

ただし、この方法のデメリットとして、手術跡が目立つ可能性がある点が挙げられます。
手術痕が気になるという人は、切開の部位もしっかりと医師と話し合って決めると良いでしょう。

再手術の可能性がある

一般的な豊胸バッグの寿命は10年ほどのため、交換や抜去手術による再手術が必要です。

また、経年劣化以外にもカプセル拘縮のようなトラブルが起きた場合や、デザインを変えたくなった際にも豊胸バッグの摘出や交換をするための再手術の可能性があります。

豊胸バッグは長期間バストアップを保てるメリットはありますが、健康に保つためにも定期検診によるメンテナンスを受けましょう。

豊胸はやめた方がいい？不満足な結果とはどんなもの？

豊胸手術を検討する際、多くの人が心配するのは手術のリスクや、思ったような結果にならないことです。

では、具体的に不満足な結果とは何を意味するのか？

今回は、豊胸手術後の形に関して一般的に不満足な結果と言えるものをご紹介していきます。

手術の結果に対する満足度は人それぞれ異なります。どんな手術でも、感触や仕上がりの硬さ、柔らかさをどう感じるかは個人によって違います。手術が成功しても、仕上がりに対して不快感を感じる人もいるかもしれません。これらの点をよく考慮して、手術の決断をするようにしてください。

脂肪注入豊胸の場合

脂肪注入豊胸の形に関する一般的な不満足な例は以下のとおりです。

• 不均等な輪郭
  注入された脂肪が均等に分布しない場合、乳房の一部が他の部分よりも突出して見える可能性があります。
• 非対称性
  両乳房間で脂肪の生着率が異なる場合、乳房のサイズや形が非対称になることがあります。
• 過度の吸収
  体が注入された脂肪を過度に吸収すると、期待したボリュームや形状が得られないことがあります。

ヒアルロン酸注入豊胸の場合

ヒアルロン酸注入豊胸の形に関する一般的な不満足な例は以下のとおりです。

• 不自然な形状
  ヒアルロン酸が均一に分布しない場合、乳房が不自然な形状や輪郭を持つことがあります。
• 球状の外観
  ヒアルロン酸が過剰に注入されると、乳房が不自然に丸く、球状に見えることがあります。
• 硬化
  ヒアルロン酸が固まると、乳房が硬く感じられ、自然な感触が失われることがあります。

シリコンバック挿入豊胸の場合

バッグ挿入豊胸の形に関する一般的な不満足な例は以下のとおりです。

• 不自然な外観
  とくに、アナトミカル型（しずく型）のバッグが回転したりすると乳房の形が不自然に見えることがあります。
• 非対称性
  バッグのサイズや形が左右で異なるものを挿入した場合などに、乳房の非対称性が目立つことがあります。
• バッグの輪郭が見える
  皮膚や皮下脂肪が薄い人は、バッグの輪郭が外から見えてしまうことがあります。

豊胸手術でよく聞く「ダブルバブル」や「リップリング」とは？

豊胸手術の不満足な例を検索するとよく出てくる「ダブルバブル」と「リップリング」について解説します。

豊胸手術で後悔しないためには？大事なポイントを紹介

豊胸手術で後悔しないために、大事なポイントを2点ご紹介します。

• 自分に合ったメニューを選ぶ！
• クリニック選びが重要！

豊胸手術は、希望可能なサイズや、持続期間など特長がそれぞれ異なります。

仕上がりイメージを医師に伝えて、自分に合った診療プランを決めましょう。

自分に合ったメニューを選ぶ！

代表的な施術と、施術ごとに向いている人をこちらにまとめています。

自分に合ったメニューを選ぶために、医師に理想としているイメージを明確に共有しましょう。

自分の望む結果を明確に共有する

カウンセリングをしっかりと行える医師やクリニックを選び、自分の望む結果を明確に共有することが大切です。

• 施術によってなにが得られるのか？
• どこまで理想に近づくことができるのか？

後悔しないために、仕上がりイメージを医師に伝えて、自分の体型に適した施術を決めましょう。

胸の整形について同性が相談しやすいなら、女性医師を希望して担当してくれるクリニックを探すのもよいでしょう。

自分の体型や皮膚の状態に合わせたものを選ぶ

豊胸手術の種類を決めるときに、自分の体型や皮膚の状態に合わせたものを選ぶことが大切です。

例えば、自身の脂肪を採取してバストアップする脂肪注入豊胸は痩せ型で脂肪の確保が難しい場合、施術が受けられないこともあります。

また脂肪を注入するときに、皮膚の状態が伸びづらい人は注入できるスペースの確保が難しいという問題が発生します。

豊胸バッグの挿入方法についても、体型や体質によってメリットやデメリットがあるため医師に相談して自分の体型に合ったものを選びましょう。

クリニック選びが重要！

豊胸手術を受けるときには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。

• 実績や口コミをチェック
• 費用はトータルコストで比較する
• アフターケアや保証内容を確認
• 経験豊富な医師を選ぶ

上記4点のクリニック選びのポイントに絞ってご紹介します。

後悔しないためにも、複数のクリニックでカウンセリングを受けて納得のできる説明があった上で治療に進むことが望ましいです。

実績や口コミをチェック

公式ホームページを確認し、在籍医師やクリニック全体の実績・症例・患者の評価などを見てみましょう。SNSなどでクリニック名を検索し、さらに詳しい情報を確認するのもおすすめです。

実際に豊胸手術を受けた患者のリアルな口コミなど、いくつかの情報源を参考にしながらクリニックを選びましょう。

費用はトータルコストで比較する

費用については、必ずトータルコストを確認して比較することが重要です。
手術代以外にも、検査代やメンテナンスとして通院検診で別途支払いが発生する場合もあるため総額で比較しましょう。

また施術により、費用が高額な場合があります。
額面の安さだけで選ぶのは注意が必要ですが、費用を重視している人は、モニターや割引などをうまく活用することで価格を抑えることもできるので、チェックしてみてください。

クリニックによってプランの価格帯は異なるため、自分が希望する施術メニューを複数のクリニック間で比較し、予算と合わせて検討することが大切です。

アフターケアや保証内容を確認

豊胸には、術後の痛みやダウンタイム、バストの戻りなどのリスクがあります。

アフターケアや再施術保証など、万一のトラブル時にクリニックがどのような対応を行っているのか、カウンセリング時にしっかりと確認しておきましょう。

経験豊富な医師を選ぶ

経験が豊富な医師を選ぶことで、多くの症例をもとに希望に沿った施術を提案してくれるでしょう。

カウンセリングの際にメリットだけでなくデメリットに関しても説明があるかもチェックするとよいです。

豊胸にはリスクもあるため、リスクを熟知していてそのリスクを回避するにはどうすべきかもきちんと説明してくれると施術を受ける時の安心感につながります。

カウンセリングでは、悩みや希望・不安・疑問など、可能な限りたくさんの情報を伝え、納得のいく説明があった上で治療を受けて下さい。

豊胸手術の流れ

豊胸手術の流れについて、カウンセリングや入院の有無、麻酔の種類や手術時間、ダウンタイムやアフターケアについて詳しく紹介します。

脂肪注入豊胸の場合・ヒアルロン酸注入豊胸の場合・シリコンバック挿入豊胸の場合と３つの術式に分けて見ていきましょう。

脂肪注入豊胸の場合

傷跡は、脂肪吸引した部位に5mm程度ですが数ヵ月でほとんど目立たなくなります。

脂肪を注入した部位は注射による施術のため、ほぼ目立ちません。

ヒアルロン酸注入豊胸の場合

傷跡は注射による施術のため、ほとんどありません。

シリコンバック挿入豊胸の場合

傷跡は、脇の下からシリコンバック入れた場合は徐々に脇の下のシワと同化し、数ヵ月でほとんど目立たなくなります。

アンダーバストから挿入した場合は、バスト下部に隠れて整形跡が目立ちにくいです。

豊胸手術についてのQ＆A

豊胸手術でよくある質問をご紹介します。

• 自分に適した施術方法がわからない。
• 豊胸手術をしても、授乳の際は問題ない？
• どのくらいサイズアップできる？
• 豊胸手術は再手術は可能？
• 脂肪注入豊胸は小さくなることがある？
• 豊胸手術後、胸が柔らかくなる（定着する）まではどれくらいかかる？
• 豊胸手術は術後何年くらい持つ？

ぜひ気になる質問をクリックしてご覧ください！

自分に適した施術方法がわからない。

予算やなりたいバストのデザインによって適切な方法は異なります。

また「メスの使用に抵抗がある」など、術式に対する意向も考慮する必要があるため、一度カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。

豊胸手術をしても、授乳の際は問題ない？

豊胸手術が授乳に与える影響は、手術の種類やバッグの挿入位置、切開方法によって異なります。

豊胸手術には、乳腺や乳管を保護する方法があります。将来的に授乳をする可能性がある人はカウンセリング時に必ず医師に伝え、施術内容の詳細をきちんと確認しましょう。

どのくらいサイズアップできる？

脂肪注入豊胸	1〜2カップ程度
ヒアルロン酸注入豊胸	1.5カップ程度
バッグ挿入豊胸	3〜4カップ程度

脂肪注入による豊胸のバストアップの目安は1〜2カップ程度です。

ヒアルロン酸注入による豊胸は1カップ程度と大幅なバストアップには向かないですが、デザイン性が高くバストアップしたい部分にふくらみを持たせることがかないます。

ヒアルロン酸豊胸術の注入量と効果の目安は、片胸100ccずつの注入で約1カップのバストアップです。

シリコンバッグ豊胸は入れたバッグの大きさ分だけサイズアップするため、2カップ以上の大幅なバストアップもかないます。

片胸100ccの豊胸バッグで1カップUPが目安、挿入スペースが確保できれば3~4カップのバストアップできる施術です。

豊胸手術は再手術は可能？

脂肪注入豊胸は、脂肪が定着しなかった場合には再び脂肪注入でサイズを調整することができます。

ヒアルロン酸豊胸術の再手術も可能で、減った分を定期的に再注入することが可能です。

個人差はありますが持続期間は半年～2年ほどで、時間経過と共にバストも徐々に小さくなっていきます

ただし、同じ場所に何度も注入すると、吸収されなかったヒアルロン酸が固まってしこりができやすくなるという注意点もあります。

シリコンバッグ豊胸の再手術は、皮膚組織や筋膜など全てが新しく形成される6ヵ月以降が望ましいです。

挿入するシリコンバッグの寿命は平均10年程のため、入替えや抜去による手術が必要です。

脂肪注入豊胸は小さくなることがある？

脂肪注入豊胸は、注入した脂肪全てがバストに定着するとは限らないです。

そのため手術直後の状態からやや小さくなった状態が最終的な仕上がりサイズのため、小さくなったと感じる人がいるかもしれません。

ヒアルロン酸注入豊胸やシリコンバッグ豊胸は片胸100ccずつの注入で約1カップのバストアップが目安ですが、脂肪注入豊胸は片胸150ccずつの注入で約1カップのバストアップが目安と言われるのは上記の理由からです。

豊胸手術後、胸が柔らかくなる（定着する）まではどれくらいかかる？

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪の定着するまでに2～3ヵ月ほどの期間を要します。

その間はむくんだ状態が続くため、自然な仕上がりに落つくまでは3ヵ月程度の期間です。

ヒアルロン酸豊胸手術では、1週間ほど硬い状態が続き、2～3週間経過するとなじんで柔らかくなります。

冬は気温が低いため硬くなりやすく、胸が柔らかくなるまでに2週間以上要する場合もあるため注意が必要です。

シリコンバッグ豊胸はある程度皮膚が伸びてくると、次第に柔らかさが出てきます。

術後ヵ月程度で馴染んでくると言われますが、個人差が大きく数ヵ月で柔らかくなる人もいますが1年かかる人もいます。

豊胸手術は術後何年くらい持つ？

脂肪注入豊胸	半永久的
ヒアルロン酸注入豊胸	半年〜3年程度
バッグ挿入豊胸	10年程度

脂肪注入豊胸術で注入した脂肪は3ヵ月かけて定着し、効果は半永久的です。

ヒアルロン酸豊胸手術の持続期間は半年～2年ほどですが、2~3年以上の持続性がかなう施術もあります。

注入されたヒアルロン酸は徐々に分解され、時間経過と共にバストも徐々に小さくなっていきます。

シリコンバッグ豊胸は術後10年程度、シリコンバッグの寿命が一般的に10年だからです。

まとめ

本記事では、豊胸手術の種類や方法についてご紹介しました。

豊胸手術には主に「脂肪注入豊胸」「ヒアルロン酸注入豊胸」「シリコンバッグ挿入豊胸」の3種類があります。

自分の悩みを解決できる施術を選ぶ参考に、おすすめのクリニックやメニューをご覧ください。