沖縄のアフターピル処方病院6選｜24時間可・120時間ピル

沖縄でアフターピルが欲しいけれど、どこで入手したらよいのかわからないとお困りの人や時間がなくて焦っているという人もいるかと思います。

そこでこの記事では、沖縄でアフターピルを処方してもらうのにおすすめの医療機関をご紹介。

アフターピルの妊娠阻止率は以下のグラフのように、性行為から24時間以降時間と共に低下していきます。

だからこそ、できる限り早くアフターピルを内服することが欠かせません。

そのため、アフターピルの処方に24時間対応している医療機関をおすすめしています。

沖縄では取り扱っているアフターピルの内容や料金が公開されていない医療機関が多いのですが、その中でも以下の医療機関を併せてご紹介します。

• ホームページで料金を明示しており、1万円以下となっている医療機関
• 120時間有効のアフターピルを取り扱っている医療機関

それぞれの入手方法をどうやって選ぶべきかということや、アフターピルの利用においてよくある質問について解説しているため、妊娠阻止率を上げるために必要な知識が得られます。

ぜひ最後までお読みください。

おすすめのオンライン診療サービスはこちら▼

クリニック	特徴
ソクピル	無料相談できる 詳しく見る
エニピル	様々なセットで購入できる 詳しく見る
クリニックフォア	後発品も選べる 詳しく見る

沖縄でアフターピルを処方してもらうのにおすすめの医療機関6選

まずは、沖縄でアフターピルを処方してもらうのにおすすめの医療機関を6施設ご紹介します。

クリニック	説明	公式サイト
やびく産婦人科・小児科	24時間対応 ＞詳細を確認する	公式サイト
ゆいクリニック	24時間対応 ＞詳細を確認する	公式サイト
公立久米島病院	24時間対応 ＞詳細を確認する	公式サイト
美代子クリニック	1万円以下 ＞詳細を確認する	公式サイト
奥平産婦人科医院	1万円以下 ＞詳細を確認する	公式サイト
ステラ美容クリニック	120時間有効 ＞詳細を確認する	公式サイト

※監修者はクリニック選定には関わっていません。

おすすめの医療機関は、以下のいずれかを満たすことを基準に選定しており、24時間対応の医療機関3施設・アフターピルの価格がお求めやすい医療機関2施設・120時間有効アフターピルを取り扱っている医療機関1施設について、解説していきます。

• アフターピルの処方に24時間対応している
• アフターピルの価格をホームページに明示しており、それが1万円以下である
• 120時間有効アフターピルを取り扱っている

24時間対応の医療機関

沖縄でアフターピルの処方に24時間対応している医療機関のおすすめは、以下の3施設です。

料金の明示があり1万円以下で処方してくれる医療機関

ここまでにご紹介した医療機関もそうですが、沖縄ではアフターピルの種類と料金を明示している医療機関が多くありません。

ホームページに料金が記載されている医療機関の内容をみると、相場は「72時間有効ピルで9,000円～14,000円程度」だと考えられます。

そこで次に、ホームページにアフターピルの種類と料金を明示しており、1万円以下の医療機関を2施設ご紹介します。

アフターピルを処方してもらう際に必ず確認してほしい2つのポイント

アフターピルを処方してもらう際には必ず以下を確認してください。

確認しないと避妊に失敗してしまうリスクが高まるからです。

1. できる限り早く内服できる方法を選ぶ
2. 内服時間に適した種類のアフターピルを選ぶ

できる限り早く内服できる方法を選ぶ

アフターピルの妊娠阻止率は時間経過と共に低下します。

「72時間有効」とはいっても、推奨期限ぎりぎりに内服した場合の妊娠阻止率は、直後に内服した場合に比べて劣ってしまうのです。

そのため、どこの医療機関であれば最短で受診できるか、医療機関を受診するのとオンライン処方で郵送を受け取るのではどちらが早いのかを考え、最速でアフターピルを入手できるようにしましょう。

内服時間に適した種類のアフターピルを選ぶ

アフターピルには以下の種類があり、72時間有効の「レボノルゲストレル」はどこの医療機関でも取り扱っていますが、120時間有効の「ウリプリスタール酢酸エステル（エラ）」は取り扱いのない医療機関もあります。

アフターピルの種類
レボノルゲストレル	避妊に失敗した性行為の後、72時間以内にノルレボ錠またはレボノルゲストレル錠（ノルレボのジェネリック）を1錠内服する 日本で認可されている薬で緊急避妊法の第一選択
ウリプリスタール酢酸エステル	避妊に失敗した性行為の後、120時間以内にエラ錠またはエラワン錠（エラのジェネリック）を1錠内服する 日本では認可されていないが、海外では一般的なアフターピルとして使用されている

内服できるタイミングが性行為後72時間以降になるという場合には、120時間有効のアフターピルを取り扱っている医療機関を選びましょう。

【厚生労働省が公開している医療機関一覧】
もし、ご紹介した医療機関以外も検索してみたいという場合には、厚生労働省が公開している「沖縄でアフターピルの処方が可能な医療機関一覧」をチェックしてみてください。
また、この一覧表に載っていない医療機関でも対応可能な場合があるため、気になるところがあれば問い合わせてみてもよいでしょう。

沖縄でアフターピルを入手できる薬局

次に、沖縄でアフターピルを入手できる薬局をふたつご紹介します。

アフターピルの薬局販売は試験的な取り組みであるため、対応している薬局はまだ少なく、購入の手順も「受診→処方」という医療機関とは少々異なります。

【薬局でアフターピルを購入する手順】

また、医療機関では年齢や保護者の同伴を問わない場合もありますが、薬局では16歳未満への販売は行っておらず、16～17歳は保護者の同伴が必要です。

これらの点に問題がなければ、以下の薬局での購入も視野に入れましょう。

こくら虹薬局

こくら虹薬局は、那覇市にある薬局です。

営業時間外でも相談に対応してくれるため、まずは電話しましょう。

使用するのは72時間有効アフターピルで、料金は7,000～9,000円程度（詳細は問い合わせ）です。

月曜～金曜日は21：00・土曜日も17：00まで営業しています。

こくら虹薬局の基本情報

所在地	沖縄県那覇市古波蔵4-10-53
診療時間	月～金曜日：9:00～21:00 土曜日：9:00～17:00 日曜・祝日：定休日
アフターピルの種類・価格	【72時間有効】アフターピル：7,000～9,000円程度（詳細は問い合わせ）
問い合わせ先	電話：098-835-9280 HP：こちら

すこやか薬局松島店

すこやか薬局松島店も、那覇市にある薬局です。

使用するのは72時間有効アフターピルで、料金は7,000～9,000円程度（詳細は問い合わせ）です。

月曜～金曜日は18：00・土曜日は13：00までの営業であるため、対応時間が短いですが、営業時間外には携帯電話が相談窓口として用意されています。

すこやか薬局松島店の基本情報

所在地	沖縄県那覇市松島2-1-14 NFレジデンス松島2階
診療時間	月～金曜日：9:00～18:00 土曜日：9:00～13:00 日曜・祝日：定休日
アフターピルの種類・価格	【72時間有効】アフターピル7,000～9,000円程度（詳細は問い合わせ）
問い合わせ先	電話：098-917-5093 電話（営業時間外）：080-6492-8615 HP：こちら

受診や薬局訪問ができない場合にはオンライン診療サービスという方法もある

アフターピルを入手するには、全国展開しているオンライン診療サービスを利用するという方法もあります。

オンライン診療サービスとは、医師の診療から処方までをオンラインで行い、ピルを自宅に郵送してくれるサービスです。

クリニック	説明	公式サイト
ソクピル	無料相談できる ＞詳細を確認する	公式サイト
エニピル	様々なセットで購入できる ＞詳細を確認する	公式サイト
クリニックフォア	後発品のアフターピルも選べる ＞詳細を確認する	公式サイト
エミシアクリニック	吐き気止めも無料でお届け ＞詳細を確認する	公式サイト
メデリピル	アフターピルは送料無料 ＞詳細を確認する	公式サイト
マイピル	サプリメントもあり ＞詳細を確認する	公式サイト

24時間診療を受け付けている場合もあり、医療機関を受診するよりも手軽にピルを入手できるとして、サービスの種類や利用者が増えています。

また、後払いを利用できるサービスも多くあるため、すぐに現金やクレジットカードが用意できない場合にもおすすめです。

ただし発送元が本州なので、沖縄では「早くても翌々日到着」となる可能性があります。

そのためオンライン診察サービスを利用する場合には、できるだけ早く手続きをする・120時間有効ピルを選ぶということを基本にしてください。

沖縄でアフターピルを入手する方法の選び方

アフターピルの入手方法として、医療機関または薬局とオンライン処方サービスをご紹介しました。

ここで、それぞれの方法をどうやって選ぶべきかについてお伝えしておきます。

アフターピルをできるだけ早く内服するという前提に従って、以下のように判断してもらえればよいと思います。

【アフターピル入手方法の選び方】

アフターピルの入手方法を選ぶときの基準は、「最も早く内服できる方法はどれか」ということです。

いつなら受診できるのか、オンライン処方サービスでの郵送受け取りはそれよりも早いのか、72時間有効ピルで間に合うのか、という観点で検討しましょう。

アフターピルの利用にかかわるQ＆A

最後に、アフターピルの利用においてよくある質問に回答しておきます。

アフターピルを適切に利用し、できる限り妊娠阻止率を上げるために必要な知識を含んでいますので、ぜひご一読ください。

【アフターピルの利用にかかわるQ＆A】

• 100％妊娠を阻止できる？
• 推奨されている内服期限を過ぎたら効果がない？
• 副作用はある？
• 処方のためには内診をする？
• 保険証は必要？
• 未成年でも処方してもらえる？
• 避妊に成功したかどうかはどうやってわかる？
• アフターピルを飲んだ後、次の生理はいつ来る？
• アフターピルを飲んだ後は性行為をしない方がよい？
• アフターピルを飲んだのに妊娠してしまった場合、赤ちゃんに影響はある？

Q&A

100%妊娠を阻止できる？

いいえ、アフターピルの妊娠阻止率は100％ではありません。

以下は、日本産科婦人科学会が公表している72時間有効アフターピルの妊娠阻止率です。

24時間以内に内服した場合の「95％」が最も高い妊娠阻止率であり、それ以降は内服が遅れるにつれて低下していきます。

そのため、避妊に失敗したらできるだけ早くアフターピルを内服することが重要なのです。

また120時間有効アフターピルについては、72時間以内に内服した場合の妊娠率が「1.8%」であったと海外の臨床試験で報告されています。

参考：「緊急避妊法の適正使用に関する指針（平成 28 年度改訂版）」日本産科婦人科学会

いずれにしてもアフターピルを飲めば100%妊娠しないというわけではありませんが、何も対策しないよりは確実に妊娠阻止率が高まるといえるでしょう。

推奨されている内服期限を過ぎたら効果がない？

いいえ、妊娠阻止率は下がっても一定の効果は認められるといわれています。

日本産婦人科学会は、72時間有効アフターピルは性行為後120時間までであれば効果が期待できるとしています。

またアフターピルの効果に不安がある場合には、性行為後120時間以内に子宮内避妊具を挿入するという方法もあるため、推奨されている内服期限を過ぎてしまった場合でも婦人科を受診して相談してみることをおすすめします。

副作用はある？

はい、アフターピルを内服すると副作用が生じる可能性があります。

アフターピルの一般的な副作用には、以下のようなものがあります。

• 吐き気
• 頭痛
• 下腹部痛
• 乳房の張り
• 不正出血

ただしこれらの副作用は必ず生じるものではなく、生じたとしても24時間以上持続することはほとんどありません。

もしアフターピル内服後2時間以内に嘔吐した場合には、追加でもう1錠内服する必要があるため、処方してもらった医療機関に連絡しましょう。

処方のためには内診をする？

いいえ、アフターピルの処方に内診は必要ありません。

基本的な診察内容は問診のみなので、躊躇せず受診しましょう。

保険証は必要？

いいえ、アフターピルの処方は医療保険の適用外なので、保険証は必要ありません。

そのため、医療機関の受診履歴が誰かに知られることもありません。

ただし一部のオンライン診療や薬局販売では、本人確認のために保険証の提示を求められる場合があります。

未成年でも処方してもらえる？

はい、未成年でもアフターピルの処方・内服は可能です。

ただし医療機関によっては、一定の年齢以下の場合には保護者の同伴を求められることがあります。

心配であれば事前に問い合わせをしましょう。

避妊に成功したかどうかはどうやってわかる？

次の生理が来れば、避妊に成功したと判断できます。

アフターピルの内服後には、消退出血が起こることがあります。

消退出血とはアフターピルの内服後1週間前後のタイミングで生理よりも少量の出血がある現象で、アフターピルの効果があったサインといわれます。

しかし消退出血が見られない人もおり、妊娠の兆候である着床出血や不正出血との見分けが難しいという懸念もあるため、これだけで避妊が成功したと判断するのは早計です。

そのため、次の生理を確認するのが最も確実だといえます。

アフターピルを内服すると次の生理がずれることが多いですが、1週間以上遅れる可能性は低いです。

生理開始予定日を1週間過ぎても出血が見られない場合には、妊娠検査薬でチェックしましょう。

アフターピルを飲んだ後、次の生理はいつ来る？

ほとんどの人は、次の生理開始予定日の前または予定日から1週間以内に生理が来ます。

生理予定日を1週間過ぎても生理が来ない・出血したがいつもの生理より明らかに量が少ないという場合には妊娠している可能性があるため、妊娠検査薬でチェックするか産婦人科を受診しましょう。

アフターピルを飲んだ後は性行為をしない方がよい？

いいえ、アフターピルを飲んだ後も性行為に制限はありません。

ただし避妊が必要です。

アフターピルによる緊急避妊効果はそれ以前の性行為に対してであり、次の生理まで妊娠を阻止し続けるというものではありません。

実は、アフターピルを内服後にまた避妊に失敗しても、12時間以内であれば再度内服する必要はないといわれています。

しかしそもそもアフターピルの妊娠阻止率が100％ではないということを考えると、避妊が必要なのは明らかでしょう。

避妊の方法としては、低用量ピルの継続的な内服が効果的だと推奨されています。

アフターピルを飲んだのに妊娠してしまった場合、赤ちゃんに影響はある？

いいえ、アフターピルが赤ちゃんに影響することはありません。

日本産婦人科学会は、今までに知られている限りではアフターピルによって赤ちゃんに異常が起きたということはない、としています。

まとめ

この記事では、沖縄でアフターピルを処方してもらうのにおすすめの医療機関と試験販売を行っている薬局、オンライン診療サービスをご紹介しました。

アフターピルの妊娠阻止率を上げるためには、できる限り早く内服することが必要です。

一番早くアフターピルが手元に届く方法を選んで、速やかに手続きしましょう。