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LINEリサーチによる「LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査」が行われました。2021年1月16日~17日に日本全国の18~59歳男女2089人が回答し、LINEリサーチが運営する調査メディア『リサーチノート』にて掲載されていた「流行体感から読み解くサービス未来予測 流行予想シリーズ ~オンライン診療編~」の調査内容を転記した記事です。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」にてご覧いただけます(URL: https://research-platform.line.me/archives/37188977.html)
1. オンライン診療の現状と認知度
「オンライン診療」とは、病院などの医療機関には直接行かず、自宅や外出先などから医師の診察や診断を受けられる医療サービスです。スマホやパソコンを使って予約・受付を行い、支払いはクレジットカードを利用するため、インターネット上で完結できます。処方箋は薬局へFAXなどで送ってもらえるほか、処方薬を自宅に郵送してもらうことが可能な場合もあります。現在は新型コロナウイルスによる特例措置として、初診からオンライン診療の保険適用が認められています。
「オンライン診療」サービスの現状について調査したところ、主な結果は以下でした。
・「オンライン診療」の認知率は全体で72%
・「知っているし、使っている」という現在利用率については全体で2%
・「知っているし、以前使っていたが、いまは使っていない」を含めた利用経験率は全体で3%
2. どのくらいの人が使ってそう?~現在の流行体感~
次に「オンライン診療」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらいました。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値です。
その結果「オンライン診療」の流行体感スコアは全体で「2.6」。およそ100人に2~3人が利用しているイメージです。最も高いスコアとなったのは、10~20代の男性で「3.8」でした。若い男性の間では、周りの人がオンライン診療を使っていそう、という認識が他の層より強いようです。
3. 1年後はどうなるか~近未来の流行予想~
次に「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が使っていると思うか」を想像して回答してもらいました。グラフにある流行予想スコアは、100人中何人が使ってそうかを算出した数値です。
「オンライン診療」の流行予想スコアは全体で「27.1」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージ。現在の流行体感から比較すると、1年後には今よりも約10倍浸透しているというイメージになります。
1年後に利用していそう/していなさそうと思う、それぞれの意見を聞きました。
4. 自分は使ってみたいか?~今後の利用意向~
次に、自身の今後の利用意向について回答してもらいました。 利用意向がある人の割合(「ぜひ使ってみたいと思う」、「機会があれば使ってみたいと思う」の合計)は全体で51%でした。利用意向がある人は全体の約半数と、オンライン診療に対する積極的な姿勢が感じられます。
一方、利用意向がない人の割合(「あまり使ってみたいと思わない」、「まったく使ってみたいと思わない」の合計)は全体で26%でした。
男女別でみると、利用意向がある人の割合は女性のほうが男性に比べて高くなっています。利用意向の有無での理由は以下の通りです。
5. オンライン診療は、今の10倍伸びる!?
ここまでの主要な数値をまとめてみました。 2021年1月16日時点、サービスの認知率は全体で約72%、現在利用率は約2%でした。
流行体感としては、全体で‟100人に2~3人くらいが使っている”イメージを持たれているようです。そして、今から1年後には‟現在の10倍程度の人が利用しそう”というイメージを持たれています。
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約538万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年1月時点「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/