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    若手検査技師が”医療活動家”として動く理由

    2023 6/16
    インタビュー
    2023年6月16日

    目次

    • 医療系活動をするきっかけと理由
      • 私の活動ヒストリー
      • 現場に行き知った報道の裏と表 /「間違った認識をしないで!」
      • 若者へ。~この想い届け!~
    特集:私の出会ったMedicolor#1
    医療系活動家兼臨床検査技師の安孫子陽一さん 1/3
    「当事者の生の声を聴き、少しでも医療社会支援を続けたい」と語る安孫子陽一さん。
    安孫子さんの主な活動である、①被災地支援ボランティア  ②献血ボランティア ③糖尿病関連活動 について医療従事者からの目線ではなく、ボランティアを通して感じたご本人の目線でお答えくださりました。彼からみる”医療の見方”

    目次

    医療系活動をするきっかけと理由

    私が医療系活動を始めようと思ったきっかけは「東日本大震災」です。
    高校の時、アメリカで行った被災地に関するプレゼンや大学2年生から始めた震災支援活動をしたことで医療の「正しい理解」の発信者の重要性を痛感しました。
    茨城県出身で、当時通っていた高校の海外研修の一環(※1)で、カリフォルニアにおいて東日本大震災に関する発表をし、アメリカ国内での震災の現状についての誤った報道や真実を現地の人たちに知ってもらえ、一時は良い影響を与えた、と思いました。

    しかし、被害の大きかった3県(岩手、宮城、福島)に比べ、被災はしたものの報道ではそこまで取り上げられていない低認知被災県(茨城や千葉など)の人間が、果たしてこの震災の現状を、日本代表として語って良かったのだろうか、ともやもやした気持ちが残りました。

    被災地の現状をこの目で確かめ、現地では今何が起こっているか知りたい、という強い思いから、大学2年生の時、震災支援活動に参加し、福島県の仮設住宅にお住まいの方々を対象に健康相談会を行いました。(写真:インタビュー中、終始笑顔の安孫子さん)

    震災などの予想外な日常が起きてはじめて、「自分の健康や生活習慣を考える」、そして「健康」や「医療」をあまり大事に捉えていない方、また、興味・関心はあるけれど実際に行動に移すことができない方が多くいることに驚きました。

    この発見が活動の源となり、「医療を理解する」きっかけやサポーターとして被災者だけでなく、現場の真実も伝えていく活動も始めました。しかし、震災に関して新聞記事やラジオ、SNS、実際にプレゼンなど様々な方法で伝えてきましたが、「自分とは無関係なこと」「そもそも興味も関心もない」という人が身の周りに多いのが現実でした。

    当事者でもなく、自分が代弁者まではいかずとも、発信者の一人として、様々な医療の「正しいコト」を伝える活動を諦めず行っていこうと思いました。

     

    私の活動ヒストリー



    (図:安孫子さんの3つの活動年表)

    【被災地支援ボランティア】
    2014年4月、震災支援学生団体の立ち上げ当初から参加。大学卒業までの2017年3月までは、主に仮設住宅で生活をされていた被災者の方々の生活支援活動/健康教育(※2)に参加。社会人になった以降も支援活動メンバーのOBとなり、被災地の健康相談スタッフとして現在も継続中。

    【献血ボランティア】
    2015年から2017年3月まで学生献血推進ボランティア(通称「学献推」)に所属。関東甲信越エリアをメインに、学献推のメンバーの一人として、「献血の輪」を広げる献血推進活動を行った。大学卒業後、個人で献血に協力、2019年2月から現在まで献血協力者が利用できる健康相談のボランティアスタッフとして活動

    【糖尿病関連活動】
    小児糖尿病サマーキャンプという、病気への理解と今後の子どもたちの療養生活がより良いものになるように指導を兼ねた日本糖尿病協会が支援しているキャンプで、1型糖尿病の患者さんへのサポート活動。2015年の新潟県小児糖尿病サマーキャンプへの参加をきっかけに、2017年から現在まで茨城県小児糖尿病サマーキャンプに参加。2019年から糖尿病を主とするクリニックに入職したこともあり、キャンプに限らず糖尿病の関連イベントや患者会などにも参加。

     (※1)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)という、文部科学省から指定された、理系に特化した指定クラスを設けている高校で、自分はそのクラスに所属していました。アメリカ研修はそのプログラムの一環であり、その中で震災のプレゼンを行いました。
    (※2)個人、家族、集団または地域が直面している健康問題を解決するにあたって、自ら必要な知識を獲得して、必要な意思決定ができるように、そして、直面している問題に自ら積極的に取り組む実行力を身に付けることができるように援助すること。自分の体の状態が分かり、健康の保持・増進のためにどんなことをすればよいかが分かるセルフケア、セルフコントロールできる状態を目指すことが目的。

    (写真:献血推進活動にて献血協力者への健康相談)  (ポスター:2019年世界糖尿病デーポスター入賞)

    現場に行き知った報道の裏と表 /「間違った認識をしないで!」

    災害や病気に関しても、「間違った認識をしないでほしい!」と活動の中でこの気持ちは強く感じています。現場を知り気づくのですが、メディアで取り上げられるのはごく一部です。

    ―メディアで取り上げられるのはごく一部?例えばそれはどのような事ですか?
    最近ではプロスポーツ選手など、有名人が1型糖尿病であることを公表し、ハンデを抱えつつも大いに活躍していることが取り上げられています。献血についても、昨年某水泳選手の白血病の罹患がニュースで伝えられたことで一時話題になりました。

    また、東日本大震災から今年で9年が経ち、現地が復興に向かっているドキュメンタリーなどポジティブな内容を拝見する機会が増えました。

     


    ―確かにプロスポーツ選手など疾患を公にすることが増えた前向きな印象を受けます。
    しかし、1型糖尿病の方々は、ほとんどが日々のインスリン注射、SMBG(自己血糖測定)などを欠かさず行い、毎日大変な思いをしながら生活をしています。また、中には自分が1型糖尿病であることを公(おおやけ)にすることができずに一人で苦しんでいる方もいらっしゃるのです。

    献血においては、知名度・関心は先ほどのニュースをきっかけに大いに高まったと思いますが、血液センターをはじめとする現場では、まだまだ血液不足が深刻な状況です。

    震災に関しても、発生から今年で9年が経ち、報道に関してもポジティブな内容を拝見する機会が多くなりましたが、未だに避難生活を強いられていたり、復興住宅や親せきの家に引っ越しをしたりして、新しい環境に戸惑っている方などもいらっしゃいます。

    (写真:大学時代の福島県の仮設での活動)

    ―メディアは一部を取り上げ、ネガティブすぎることは報道しませんね。
    このように、メディアではある事柄に対して、良い面ばかり報道されている場面が多いと、個人的に感じています。実際にはその裏に、より様々な問題が隠れているのに、メディアではその点について深く触れられていないことがあります(勿論、そういう問題に切り込んでいくドキュメンタリーなどの報道もあります)。

    また、1型糖尿病をはじめ、若年で発症する病気への理解は、その友人や知人、周囲の環境の中で必要になってきます。献血においては、若年層の献血者の減少が血液不足に拍車をかけています。震災の復興においても、高齢化が進む被災地においては、若い年齢層の人たちの支援も必要です(詳しくは後半の記事で説明しています)。

    若年層の人たちの、様々な問題に対する正しい理解・行動が必要である、と私は考えています。

     

     

    ―若年層の「理解」が社会問題を解決していく上で重要になってくるということですね。
    正しい情報共有と理解の促進、そして、若い人たちが、医療や自分に関係のない病気に対して、もっと興味・関心をもってもらえるような情報提供を行うため、主にfacebookなどのSNSを使用して、実際に自分の活動写真などを掲載し、今のところそこまで大々的ではありませんが、身近なところから広報活動を行っています。

    自分の想いを発信し、色んな人たちの“小さなきっかけづくり”になればと、いろいろな記事を投稿しています。当事者の声を、私が代わりに発信することによって、少しでも理解してもらえるように、そして、同じ思いを持ってもらえるように、今後も活動を継続していきたいと思っています。

     

    若者へ。~この想い届け!~

    社会とは人と人が関わりあっていくものだと思います。
    失ってから気付くのではなく、平穏な日々から、今の自分にできることに目を向けてほしいです。目を向けると”みえてくる世界”も変わります。とは言っても、それを実現するのはとても難しく感じるでしょう。

    まず自分ができることを探してみてほしいです。

    例えば、献血に関しては、いつも何気なく歩いている街でも献血ができる場所があります。まずは気楽に、足を止めてみる、話を聞いてみるといった、ちいさなアクションができていると思います。

    疾患を持つ友達や周りにいる人たちをマイナスな視点で見ずに、その人のもつキャラクター、SNSで言えばハッシュタグ「#」といえばいいのでしょうか、その人のもつ「#」として捉え寄り添ってみることができれば、優しい世界がもっと広がると思います。

    私自身、まだまだ小さな動きしかできていませんが、同じようにボランティアをしたい人の窓口にもなり、一緒に医療社会に協力できる人になっていきたいです。

     

    ▼安孫子さんに関する情報や問い合わせ

    ・ 安孫子さんのFacebook
    ・ 関連書籍: BISHAMONの軌跡Ⅱ~福島支援5年間の記録~(出版:新潟日報事業者)
       第3章にて、一部執筆に関わらせていただきました。私が活動の中で撮影した写真も掲載されています。
    ・ 震災支援関連: 「新潟大学医学部保健学科ボランティアクラブささだんご」(twitte@sasadango_namie)

    ・ 献血関連: 日本赤十字社
    ・ 糖尿病関連: 公益社団法人 日本糖尿病協会・小児糖尿病サマーキャンプ・糖尿病のアドボカシー活動

    ▼合わせて読みたい安孫子さんに関する記事 1/3
     医療系活動家の実録~医療のリアル~【前半】
    福島震災支援ボランティア/仮設住宅や居住環境による変化
    献血ボランティア/若年層の献血数の問題

     医療系活動家の実録~医療のリアル~【後半】
    糖尿病に関する活動 / 疾患名の嫌悪感や”理解”の重要性
    インタビューを受けて最後のメッセージ

    引野麻祐 / Mayu Hikino

    MedionLife編集長。1994年生まれ 京都女子大学卒業。医療系IT企業に入社し、オンライン診療サービスの営業/コンサルティングに従事。オンライン診療情報サイトの重要性を感じたことからMedionLifeを立ち上げる。新しい医療を考える人たちのサポーターになっていきたいと考えている。

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