唇・リップアートメイクってどんな施術？おすすめクリニックや選び方を紹介！

唇（リップ）のアートメイクに挑戦したい人のなかには、デザインの種類や仕上がり、施術の流れやダウンタイムについて詳しく知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか？

本記事では、「人中を短くしたい」「口角をあげたい」「唇の血色をよくしたい」など、アートメイクを検討している人におすすめのクリニック10選を紹介しています。

美容クリニック勤務の医師監修のもと、唇アートメイクの施術にまつわるさまざまな情報や、後悔しないクリニックの選び方も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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また、唇アートメイクの他に、アイラインアートメイクや眉毛のアートメイクがおすすめです。

男性にはメンズアートメイク専門のクリニックもあるため、気になる人はチェックしてみてください。

▼この記事を監修してくれたお医者さんは…

医師はクリニック選定に関わっていません。

唇・リップアートメイクがおすすめのクリニック10選

唇・リップアートメイクのおすすめクリニック10選を紹介します。

メニューや費用、コースなどはクリニックによって異なりますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

唇・リップアートメイクってどんな施術？

唇アートメイクのデザインには複数の種類があります。

リップライン

全体ではなく、唇の輪郭のみに色素を入れます。もとの唇を活かすことで、より自然な仕上がりに。唇に立体感を出したい人や、印象をはっきりさせたい人に向いています。

フルリップ

唇全体に色を入れることで、色だけでなく唇の大きさや形の印象を変えることもできる手法。デザイン次第では、口角を上げて見せたりふっくらと見せたりすることもできます。

唇の血色に悩んでいる人や、唇の色味を濃くしてメイク時間を短縮したい人におすすめです。

グラデーションリップ

リップラインの施術を受けたあと、輪郭から内側に向かってグラデーションのように色をつけていく手法です。濃淡をつけると、薄い唇もふっくらとした印象に。唇をふっくらさせつつ、自然に見せたい人に適しています。

シャドウリップ

グラデーションリップと同じように濃淡をつけ、ふっくらとした自然な仕上がりにするデザインです。輪郭が濃くなるグラデーションリップに対し、シャドウリップは唇同士が重なる内側部分が濃くなります。

フチ部分の色が薄くなるため、輪郭をはっきりさせることなく自然な仕上がりをめざせます。

後悔しない唇・リップアートメイクができるクリニックの選び方

続いて、唇アートメイクのクリニックの選び方を紹介します。メニュー・デザイン・色の種類・費用など、大事なポイントを見ていきましょう。

メニューやカラーが豊富か

まずは、メニューやカラーのバリエーションをチェックしましょう。例えば、オーバーリップやグラデーションデザインができるかはクリニックによって異なります。

希望のカラーがない場合は色を混ぜてくれることもありますが、最初から多くのカラー展開があるに越したことはありません。理想的な色が見つかるクリニックを探してみましょう。

実績があるか、いい口コミが多いか

アートメイクは医療行為なので、施術は医師や看護師免許を持っている人のみが行います。技術力の高さを判断するには、施術の実績や口コミなどを参考にしましょう。

指名制の場合は、依頼する医師も吟味したいところ。指名すると費用が高くつくこともありますが、実力のある医師や看護師による施術を受けたい人は検討してみてください。

費用や立地は通いやすいか

唇アートメイクの費用は、1回で77000円（税込み）ほどが相場。3回目からは費用を抑えているクリニックが多い傾向にあります。施術は最低でも2回受ける必要があるため、問題なく支払える金額か確認しましょう。

また、通いやすい立地にあるかどうかも重要です。2回は通う必要がありますが、多い場合は5回くらい通うこともあるため、自宅や職場から近いクリニックを探しましょう。駅から徒歩圏内で行けるクリニックなら、帰宅や用事のついでにもより安く便利です。

唇・リップアートメイクの施術の流れ

唇アートメイクの一般的な流れは以下の通りです。

唇・リップアートメイクのメリット・デメリット

唇アートメイクのメリット・デメリット・注意点を解説します。メリットだけでなくデメリットや注意点を把握しておくことで、施術後の生活をスムーズに過ごしやすくなるでしょう。

唇・リップアートメイクのメリット

まずは、唇アートメイクのメリットを見ていきましょう。

メイク直しがいらない

リップのアートメイクでは唇の皮膚のなかに色素を入れるため、濡れたり擦ったりしても取れる心配がありません。通常のメイクであれば食事後やスポーツ後にはメイク直しが必要ですが、唇のアートメイクをしていれば直す手間を省くことができます。

顔の印象を変えられる

アートメイクをすることで、唇をふっくら見せたり口角を上げたりすることができます。唇のバランスをよくすると、顔全体の調和が取れるように。

唇の血色が悪い人は暗い印象を与えてしまいがちですが、唇アートメイクをすることで明るい印象の顔をめざせます。

くすみが取れ健康的に見える

さまざまな原因でくすんでしまった唇は、口紅の色がきれいに発色しないことも少なくありません。アートメイクで唇に色をつければ、くすみのない健康的な印象に見せることができます。

唇・リップアートメイクのデメリット

唇アートメイクのデメリットがわかっていれば、施術後のトラブルにも対応しやすくなります。あらかじめチェックしておきましょう。

施術中に痛みを伴う

リップアートメイクでは針を使って唇に傷をつけるため、施術中に痛みを伴うことがあります。眉毛やアイラインよりも皮が薄い唇は、痛みを感じやすい傾向にあります。

ほとんどのクリニックでは麻酔を使用して痛みを軽減しますが、痛みが不安な人は事前に相談しておきましょう。

ダウンタイムがある

施術後およそ1週間はダウンタイム期間です。施術直後は腫れが出やすく、ひりひりとした痛みが残ることも。ダウンタイム期間は発色が強く、濃いリップを塗ったような色になるのも特徴です。

3～4日も経つと唇の腫れは落ち着きますが、唇の皮がめくれることもあります。むやみに触ると細菌が入ってしまうリスクがあるので、ワセリンを塗って安静に過ごしましょう。

デザインや色の変更が難しい

個人差はありますが、一般的に唇アートメイクは1～3年程度もちます。入れた色を除去するにはレーザーなどを用いた施術が必要になり、簡単に消すことはできません。

施術後にデザインや色に満足できなくても変更は難しいので、施術前に慎重に決める必要があります。

唇・リップアートメイクの注意点

デメリット以外に注意点もあるので、施術前に知っておきましょう。

施術を最低2回受ける必要がある

アートメイクは皮膚の浅い部分に色を入れるので、肌の代謝作用により色素が排出されてしまうことがあります。一度の施術だけでは色素が定着しないため、唇のアートメイクを完成させるためには最低2回の施術が必要です。

回数が増えると費用がかさむ以外にも、ダウンタイム期間を考えなければいけません。唇のアートメイクをするときは、金銭面だけでなくゆっくり休める期間が作れるのかも考えましょう。

MRI検査を受けられないことがある

唇に入れるインクに金属が多く含まれていると、MRI検査を受けられないことがあります。

磁器に大きく影響がある金属が体内にあると、MRI検査で正しい結果を得られないためです。

とはいえ、多くのクリニックではMRIに対応しているインクを使っているため、過度に心配する必要はありません。

検査を受ける予定がある人は、念のため医師に相談してみてください。

施術前後はほかの美容医療を受けられない

唇アートメイクの前後に美容医療の施術を受けると、唇に入れたインクが定着しづらくなります。

とくにヒアルロン酸やボトックスなどの注射は顔を変化させる可能性があるので、唇のデザイン崩れにつながることも。

唇アートメイクをする前後3週間程度は、ほかの美容医療を受けないようにしましょう。

唇・リップアートメイクに関する質問

ここでは、現役医師が唇アートメイクのよくある質問に答えていきます。

1回だけの施術でも効果はある？

初めての場合は色をはじいてしまうことがあるため、初回の定着は30％ほどと言われています。初回から1〜1カ月半を目安に2回目の予約を取るイメージで、2～3回は施術を受けていただくのがおすすめです。

どのくらいの期間持続する？

個人差はありますが、2〜3回施術を受けることで、3年くらいは持続するといわれています。

肌や唇が敏感だけれど、アートメイクできる？

唇が敏感な人は、施術後に赤みが出たり、腫れが出たりすることもあります。クリニックによっては、唇の乾燥がひどく皮剥けしていたりすると施術できない場合があるので、事前に確認しておくと安心です。施術の1週間前からは保湿を徹底しましょう。

ダウンタイムはどのくらい？

施術の2〜3日後くらいに唇の皮がペリペリと剥けてきます。無理に剥がさず自然に剥けるのを待ちましょう。一週間ほど経つと、徐々に自然な色に変化していきます。

唇のアートメイクはセルフでもできる？

インターネットではセルフでアートメイクをするキットが販売されていますが、危険性やデメリットが大きいのでおすすめできません。そもそもアートメイクは医療行為なので、医師免許や看護師免許を持った施術者が行う必要があります。セルフアートメイクは失敗するリスクが高いだけでなく、ケガや感染症の危険性もあるのでやめておきましょう。

唇のアートメイクを除去するには？

アートメイクは、レーザーを用いることで除去できます。ピコレーザーは肌へのダメージや痛みが少ないので、痛みに敏感な人にもおすすめです。しかし、完全に除去するまでには数回の施術が必要です。除去しなくて済むよう、デザインは慎重に決めましょう。

まとめ

唇のアートメイクの概要やクリニックの選び方、おすすめのクリニック10選などを紹介しました。

メリットがたくさんある唇アートメイクですが、デメリットや注意点もあるのでデザインなどは慎重に決めましょう。

自分の希望に合ったデザインに仕上がりそうなクリニックを見つけて、ぜひカウンセリングに足を運んでみてください。