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    【VALUES調査】コロナで病院予約のデジタル化はどの程度進んだのか?

    2022 8/01
    医療・健康
    2022年8月1日

    目次

    • コロナ禍で台頭した病院予約サービスの実態は?
    • 利用者層は、アプリにより男女に差。中年代がメインユーザー
    • 医療アプリの今後はLINEに注目?
    • まとめ

    コロナ禍で、医療の現場でも予約・診断・処方など様々な場面における非接触型のサービスの導入が注目されるようになったとされています。

    では、その実情はどのようなもので、今後はどうなっていくのでしょうか。

    本記事では、デジタルマーケティングの支援を行う株式会社ヴァリューズのコンサルタント 向井優氏が病院予約アプリを例に「医療マーケティングの現状とこれから」について解説します。

    向井優さんの写真

    向井優 / Suguru Mukai

    株式会社ヴァリューズ データマーケティング局 アシスタントマネージャー

    京都大学で長らく中国哲学史を研究。現在は事業会社に対するマーケティング支援を担当。中国・東南アジアを中心にグローバルリサーチにも携わっている。

     

    コロナ禍で台頭した病院予約サービスの実態は?

    新型コロナウイルス流行の中、医療の現場でも非接触型のサービスが伸長したとされています。では、その実態はどのようなものなのでしょうか。今回は、医療における非接触型サービスの典型である病院の予約アプリに焦点を充てながら考えて行きたいと思います。

    下のグラフは、第1回目の緊急事態宣言直前の2020年の2月、宣言後の同年3月と、それ以降の同時期での、主要な5つの病院予約アプリの利用者数を表しています。
    (単位:人 美容整形の予約専門アプリは対象外とした。)

    図:病院予約アプリの利用者数

    少し意外な事に、5つのアプリの利用者数は緊急事態宣言のあった2020年の3月はその前の月である2月と、そこまで大きく異なりません。(いずれも90万人前後)しかし、翌2021年3月には約110万人、2022年3月には約135万人と、2020年の1.5倍ほどに増加しています。

    コロナ禍以前から利用者の多いアイチケットと、近年台頭するEPARKデジタル診察券の2強となっているようです。病院予約は、病院に特化していないEPARKの総合予約アプリや、その他のwebサイトでも可能な為、国内全体でのオンラインでの病院予約の利用者は上記の人数以上となるとみられます。

    利用者層は、アプリにより男女に差。中年代がメインユーザー

    では、病院予約アプリを使っているのは、どのような人たちなのでしょうか?2021年5月から2022年4月の各アプリの利用者の属性を見てみましょう。

    図:病院予約アプリの利用者属性・性別

    アプリによって男女にばらつきがありますが、利用者数が1位のアイチケット、3位のアットリンクは女性の比率が高く、2位のEPARKデジタル診察券で男女半々という状況です。病院予約アプリは、全体的には女性の利用率が高いと言えます。ここから、産婦人科等の女性の利用者の多い領域が、より病院予約アプリと親和性が高い可能性も伺われます。

    次に、病院予約アプリの利用者の年代を見てみます。

    図:病院予約アプリの利用者属性・年代

    利用者の最も多いアイチケットは、30~40代の比率が高いのが特徴的です。

    身体の不調が増え、かつデジタルリテラシーの高い中年代を中心に利用が進んでいる事が分かります。また、EPARK系の2つのアプリ、EPARKデジタル診察券、EPARKキュアは60代の比率がネットユーザーの平均よりも高くなっています。

    EPARKは美容院の予約サービス等も展開しており、そうした敷居の低いサービスの利用者が、シニア層含めて流入しているのかもしれません。

    今は70才以上の利用率は低いですが、今後は上がって行くのではないかと思われます。

    医療アプリの今後はLINEに注目?

    最後に、医療アプリ市場の今後を考えてみたいと思います。

    病院予約のアプリにおいては、アイチケット・EPARKの2強が現状ですが、今後、各種医療アプリにおいて、筆者はLINE等の大手プラットフォームが台頭するのでは無いかと考えています。その背景には、消費者の利用アプリのタコツボ化と、お隣中国でのアプリ市場の動向があります。

    まず、タコツボ化について。

    ここで言うタコツボ化とは、消費者が特定のアプリのみを利用し、そのサービス群の中に閉じこもってしまう現象を指します。

    実際のアプリの利用データを見てみましょう。

    少し以前のデータですが、2019年までの一人当たりの利用アプリ数の推移を出したものです。2016年から2017年は急速に利用アプリ数が増加したものの、その後、鈍化しています。

    図:LINEアプリの利用者年代の推移

    利用アプリ数が頭打ちになる中では、多くの利用者を確保し続けているアプリに求められる役割は、これまで以上に大きくなります。その一つがLINEです。

    LINEは既に、オンラインの健康相談やオンライン診療、各種予約などを、いずれもLINE上でできるようになっています。

    アプリのタコツボ化とあいまって、一つのアプリで完結できる手軽で便利な世界観を魅力的に思うユーザーは少なくないと思われます。

    また、下のグラフが示しているように、LINEは近年では60才以上の利用率が増加しており、現在の病院予約アプリが獲得できていない層へ浸透して行く未来は、十分あり得るのではないでしょうか。

    まとめ

    ここまで、病院予約アプリの起動データを中心に、医療マーケティングの現在とこれからを考えてみました。現在の病院予約アプリの利用者の状況は以下の通りです。

    • 2022年3月時点で、月間の利用者は約135万人
    • 利用者はアイチケットが最も多く、次いでEPARKデジタル診察券
    • 利用者は女性、30~40代の比率が高い

    また、人々のネット行動からは今後の可能性として以下が考えられます。

    • 1人あたりの利用アプリ数は伸び悩み。アプリも集約が進む。
    • LINEが高齢層にも浸透。今後、医療領域のアプリ利用でもLINEの浸透する可能性がある。

    こうした要素にいかに向き合って行くかが、アプリ・サービスの提供者や、それを利用する医療機関双方に求められるのではないでしょうか。

    【分析概要】
    全国のモニター会員の協力により、インターネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析ツール『Dockpit』を使用し、病院アプリ・LINEアプリ利用者の行動を分析しました。「Dockpit」は、アプリ分析だけでなく、競合サイト分析や消費者のトレンド調査にも役立ちます。

    もし宜しければ、無料版もありますので、下記よりご登録ください。
    < 無料版を使用する >

     

    MedionLife 編集部
    医療・健康
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