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自粛生活が続き毎日コロナウイルスの報道を目にする今日、原因不明の心や体の不調があったと感じる人は多いのではないでしょうか?実際にコロナ感染が広まった2020年夏以降、無料の健康相談に関するアナウンスや健康医療相談できるサービスがどんどん増えてきていました。現在も医療相談サービスを行う事業者が増えています。
そこで「健康相談でよくくる相談」や「実際にどのような医師からの回答をいただけるのか」をご紹介。厚生労働省が行っている無料で聞ける健康相談窓口についてもお伝えします。
コロナに関してどのようなオンライン相談がされているの?
医療相談は診断ではなくアドバイスはいただける」ということです。医療相談は現段階では”診断”がNGなので、”断言”してもらうことはできません。あくまで”医学的助言”をいただくことができるのが医療相談です。
健康相談窓口対応をしている医師にお伺いすると最も多いのが「不安」や「不眠」についての相談です。また自分が陽性になり子どもなど家族についての相談を受けることが多いそうです。よくくるオンライン健康医療相談7つの事例をご紹介します。
7つ目の質問は健康医療相談では答えることが難しい内容になります。健康医療相談では医学的な視点でのアドバイスになるので、このようなご質問は保険所判断になります。そのためこのようなご質問は「保健所の指導にしたがってください」とされることがあるので気をつけましょう!
医師からどのような回答をいただけるのか?実際のQ&A
健康相談するとどのような回答をいただけるのか?よくくる相談内容の一例として答えていただいた3つの事例を紹介します。
睡眠不足が続くと免疫力も低下することがありますから、コロナのことを考え過ぎることをまずは控えめにして、まずは、ご自身の免疫力を高めるよう休息(睡眠)に意識を向けることが大切ですね。
厚生労働省にて掲載されているコロナに関する「相談」と「Q&A」
新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターがあります。無料で相談できるのでまずはこちらにてご相談するのがよいかと思います。また都度更新されている新型コロナウイルスに関する一般向けQ&Aもご活用ください。
■新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センター
コロナに関する相談:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
■新型コロナウイルスに関する一般向けQ&A
- 症状が出たら医療機関を受診しましょう
冬には、季節性インフルエンザ等、発熱や咳を起こす感染症が流行しやすくなります。こうした感染症と新型コロナウイルス感染症の症状は非常に似ています。「筋肉痛があるからコロナではない」等自己判断せず、まずはかかりつけ医等身近な医療機関に電話で相談してください。
お近くで、発熱等を呈する患者の検査や相談を受けることができる医療機関や受診方法をご案内します。
各都道府県における、相談・医療体制に関する情報や受診・相談センターの連絡先
※ 院内感染を防止するため、緊急の場合を除いて、事前の連絡なく医療機関を直接受診することは控えてください。かかりつけ医がいないなど相談先に迷った場合は「受診・相談センター」(地域により名称が異なることがあります)にご相談ください。なお、少なくとも以下の条件に当てはまる方は、すぐにご相談ください。
☆ 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
☆ 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
※高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
☆ 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。) - 仕事や学校を休み、会食は控えましょう。
体調不良時には、仕事や学校を休んでいただき、会食は控えてください。解熱剤を飲んで熱が下がっても、感染を広げる可能性があります。ご本人のためにもなりますし、感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。厚生労働省と関係省庁は、従業員の方々が休みやすい環境整備が大切と考え、労使団体や企業にその整備にご協力いただくようお願いしています。